本編の「ネコと文学と猫ブンガク」のバックナンバー


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本のまくら2

 下記のア~オの小説の冒頭部分(まくら)と、作家、作品名を組み合わせて下さい。
作家名 1 徳田秋声 2 広津柳浪 3 宇野浩二  4 芥川龍之介  5 横光利一
作品名 A 「芋粥」  B 「今戸心中」 C 「機械」 D 「枯木のある風景」 E 「風呂桶」
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ア「 津島はこの頃何を見ても、長くもない自分の生命を測る尺度のやうな気がしてならないのであつた。好きな草花を見ても、来年の今頃にならないと、同じやうな花が咲かないのだと思ふと、それを待つ心持が寂しかつた。一年に一度しかない、旬のきまつてゐる筍だとか、松茸だとか、さう云ふものを食べても、同じ意味で何となく心細く思ふのであつた。不断散歩しつけてゐる通りの路傍樹の幹の、めきめき太つたのを見ると、移植された時からもう十年たらずの歳月のたつてゐることが、またそれだけ自分の生命を追詰めて来てゐるのだと思はれて、好い気持はしないのであつた。」
イ 「初めの間は私は私の家の主人が狂人ではないのかとときどき思った。観察しているとまだ三つにもならない彼の子供が彼をいやがるからといって親父をいやがる法があるかといって怒っている。畳の上をよちよち歩いているその子供がばったり倒れるといきなり自分の細君を殴りつけながらお前が番をしていて子供を倒すということがあるかという。見ているとまるで喜劇だが本人がそれで正気だから反対にこれは狂人ではないのかと思うのだ。」

ウ 「太空(そら)は一片の雲も宿(とど)めないが黒味渡ッて、二十四日の月はまだ上らず、霊あるがごとき星のきらめきは、仰げば身も冽(しま)るほどである。不夜城を誇り顔の電気燈にも、霜枯れ三月の淋しさは免(のが)れず、大門から水道尻まで、茶屋の二階に甲走(かんばし)ッた声のさざめきも聞えぬ。」

エ 「紀元節の朝、目をさますと、珍しい大雪が積もっていたので、大阪でこのくらいなら奈良へ行けば5日ぐらいは大丈夫だろうと思いたつと、島木新吉は、そこそこに床をはなれて、なれた写生旅行の仕度にかかった。」

オ 「元慶の末か、仁和の始めにあった話であろう。どちらにしても時代はさして、この話に大事な役を、勤めていない。読者はただ、平安朝と云う、遠い昔が背景になっていると云う事を、知ってさえいてくれれば、よいのである。―――その頃、摂政藤原基経に仕えている侍の中に、某と云う五位があった。」
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by suziestefan | 2016-03-15 17:12 | ほんのまくらクイズ