本編の「ネコと文学と猫ブンガク」のバックナンバー
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ほんのまくら4
下記のア~オの小説、随筆の冒頭部分(まくら)と、作家、作品名を組み合わせて下さい。
作家名 1 広津和郎 2 伊丹万作 3 高見順 4 江戸川乱歩 5 岡本綺堂
作品名 A 「影を踏まれた女」 B 「二銭銅貨」 C 「全女性進出行進曲」D 「私の活動写真傍観史」 E 「菊池寛」
ア 「『あの泥棒が羨ましい』二人のあいだにこんな言葉が交わされるほど、そのころは窮迫していた。場末の貧弱な下駄の二階の、ただひと間しかない六畳に、一閑張りの破れ机を二つ並べて、松村武とこの私とが、変な空想ばかりたくましゅうして、ゴロゴロしていたころのお話である。」
イ 「 菊池君とは互に文壇に出た時代が同じだったので、最初の頃は相当近しくつきあった事もあったが、のちにはいつか遠くなり、晩年には殆どつきあわなかった。 あの賑やかな雰囲気の中心にいて文壇の大御所などといわれていた彼が、不思議に孤独な感じを見につけているのを私は遠くの方から眺めて意外に思い、かつ好もしさを感じていた。」
ウ 「Y君は語る。 先刻も十三夜のお話が出たが、わたしも十三夜に縁のある不思議な話を知つてゐる。それは影を踏まれたといふことである。 影を踏むといふ子供遊びは今は流行らない。今どきの子供はそんな詰らない遊びをしないのである。月のよい夜ならばいつでも好さゝうなものであるが、これは秋の夜にかぎられてゐるやうであつた。」
エ 「明治三十九年の秋だつたと思う。 当時七歳の私は父に連れられて神戸港新開地の掛小屋で活動写真に見いつていた。 天幕のすきまからはいつてくる風にあおられて波のようにうねる映写幕には日露戦争の実況(?)が写つていた。」
オ 「さきに、築地小劇場上演の創作劇のことを述べたさい、数すくないその上演創作劇のひとつとして紹介した円地文子(旧姓上田)の戯曲『晩春騒夜』は、長谷川時雨主宰の『女人芸術』の四号(昭和三年十月)に掲載されたものであった。」
尚、「全女性進出行進曲」は「昭和文学盛衰史」のうち、全二十五章のうちの第八章です。
作家名 1 広津和郎 2 伊丹万作 3 高見順 4 江戸川乱歩 5 岡本綺堂
作品名 A 「影を踏まれた女」 B 「二銭銅貨」 C 「全女性進出行進曲」D 「私の活動写真傍観史」 E 「菊池寛」
ア 「『あの泥棒が羨ましい』二人のあいだにこんな言葉が交わされるほど、そのころは窮迫していた。場末の貧弱な下駄の二階の、ただひと間しかない六畳に、一閑張りの破れ机を二つ並べて、松村武とこの私とが、変な空想ばかりたくましゅうして、ゴロゴロしていたころのお話である。」
イ 「 菊池君とは互に文壇に出た時代が同じだったので、最初の頃は相当近しくつきあった事もあったが、のちにはいつか遠くなり、晩年には殆どつきあわなかった。 あの賑やかな雰囲気の中心にいて文壇の大御所などといわれていた彼が、不思議に孤独な感じを見につけているのを私は遠くの方から眺めて意外に思い、かつ好もしさを感じていた。」
ウ 「Y君は語る。 先刻も十三夜のお話が出たが、わたしも十三夜に縁のある不思議な話を知つてゐる。それは影を踏まれたといふことである。 影を踏むといふ子供遊びは今は流行らない。今どきの子供はそんな詰らない遊びをしないのである。月のよい夜ならばいつでも好さゝうなものであるが、これは秋の夜にかぎられてゐるやうであつた。」
エ 「明治三十九年の秋だつたと思う。 当時七歳の私は父に連れられて神戸港新開地の掛小屋で活動写真に見いつていた。 天幕のすきまからはいつてくる風にあおられて波のようにうねる映写幕には日露戦争の実況(?)が写つていた。」
オ 「さきに、築地小劇場上演の創作劇のことを述べたさい、数すくないその上演創作劇のひとつとして紹介した円地文子(旧姓上田)の戯曲『晩春騒夜』は、長谷川時雨主宰の『女人芸術』の四号(昭和三年十月)に掲載されたものであった。」
尚、「全女性進出行進曲」は「昭和文学盛衰史」のうち、全二十五章のうちの第八章です。
by suziestefan
| 2016-03-15 21:07
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