本編の「ネコと文学と猫ブンガク」のバックナンバー


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本のまくら28

 下記のア~オの小説、随筆の冒頭部分(まくら)と、作家、作品名を組み合わせて下さい。
作家名  1 三島由紀夫 2 井上ひさし 3 江戸川乱歩 4 高見順 5 松本清張
作品名  A 太鼓たたいて笛ふいて B 虚実 C 喪失 D 文学に於ける春のめざめ  E 防空壕
ア  男も女も職業をもっていた。田代二郎は運送会社の会計係を勤めて一万五千円を貰う。この月給で妻と子ひとりを養っていた。桑島あさ子は小さな製薬会社の事務員として八千円の給料をとっていた。それで田舎の母のもとに預けてある子供の養育費として千円を送り、二千円をアパート代に払い、五千円で生活していた。
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イ 一、市川清一の話    きみ、ねむいかい? エ、眠れない? ぼくも眠れないのだ。話をしようか。いま妙な話がしたくなった。  今夜、ぼくらは平和論をやったね。むろんそれは正しいことだ。だれも異存はない。きまりきったことだ。

ウ  文学に対する情熱は大抵春機発動期に生れてくるはしかのようなものである。一度女と寝てみたいと少年が夢みるように、一度小説を書いてみたいと、少年は空想する。書いてみる。小説は現実生活のように容易に作者を大人にしてはくれない。

エ  第一幕  まもなく開幕というところ、黒っぽい衣裳のピアニストがあらわれて、悪魔のささやきに似せたように甘く、静かに序曲(「ハレルヤ」)を弾きだし、それに誘われて、場内が闇の底に沈みこむ。と……、  一 ドン!  「ドン!」の短い前奏。できるだけすばやく明るくなり、六人の俳優が登場、そして歌う。

オ  崖あひの駅に降り立ち、空を見上げると、冬の空は暗い灰色にくもつてゐた。近くの火葬場から立ちのぼる、人を焼く煙が密雲と成つて低く垂れ、天日を蔽うてゐる不気味さと眺められた。

尚、「文学に於ける春のめざめ」は『婦人公論』1960年1月号~12月号に掲載された「巻頭言」より抜粋。
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三島由紀夫『豊饒の海』VS野間宏『青年の環』―戦後文学と全体小説 (新典社選書 76)

井上 隆史 / 新典社


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by suziestefan | 2016-04-11 16:14 | ほんのまくらクイズ