本編の「ネコと文学と猫ブンガク」のバックナンバー


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本のまくら・坂口安吾

The Postman Always Rings Twice(6) by James M. Cain - Free Best Novel
http://www.obooksbooks.com/2015/4416_6.html
真昼の花火——村上春樹とレイモンド・カーヴァー
http://www.kashiwashobo.co.jp/arcana-mundi/miyawaki/article02/59/
集英社が「冒険の森へ 傑作小説大全」を発売
http://www.asahi.com/and_M/information/SDI2015051442851.html
http://www.shueisha.co.jp/bouken/complete/
 「本のまくらクイズ」の回答。掲載した作品(もう1つのBlogも含む)を作家別にまくら(小説や随筆の冒頭部分)を記述。 今回は「サ」行の作家で坂口安吾です。

青鬼の褌を洗う女
「匂いって何だろう?
 私は近頃人の話をきいていても、言葉を鼻で嗅ぐようになった。ああ、そんな匂いかと思う。それだけなのだ。つまり頭でききとめて考えるということがなくなったのだから、匂いというのは、頭がカラッポだということなんだろう。」
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阿部定さんの印象
「阿部定さんに会つた感じは、一ばん平凡な下町育ちの女といふ感じであつた。東京下町に生れ、水商売もやつてきたお定さんであるから、山の手の人や田舎育ちの人とは違つてゐるのが当然だが、東京の下町では最もあたりまへな奇も変もない女のひとで、むしろ、あんまり平凡すぎる、さういふ感じである。」

桜の森の満開の下 
「桜の花が咲くと人々は酒をぶらさげたり団子をたべて花の下を歩いて絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です。なぜ嘘かと申しますと、桜の花の下へ人がより集って酔っ払ってゲロを吐いて喧嘩して、これは江戸時代からの話で、大昔は桜の花の下は怖しいと思っても、絶景だなどとは誰も思いませんでした。」

戦争と一人の女
「野村は戦争中一人の女と住んでゐた。夫婦と同じ関係にあつたけれども女房ではない。なぜなら、始めからその約束で、どうせ戦争が負けに終つて全てが滅茶々々になるだらう。敗戦の滅茶々々が二人自体のつながりの姿で、家庭的な愛情などといふものは二人ながら持つてゐなかつた。」
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The Postman Always Rings Twice

Warner Home Video


危険な旅路 (冒険の森へ 傑作小説大全10)

船戸 与一 / 集英社


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by suziestefan | 2016-05-18 17:10 | ほんのまくらクイズ