本編の「ネコと文学と猫ブンガク」のバックナンバー
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本のまくら33
下記のア~オの小説、随筆の冒頭部分(まくら)と、作家、作品名を組み合わせて下さい。
作家名 1 澁澤龍彦 2 安部公房 3 倉橋由美子 4 久坂葉子 5 松本清張
作品名 A 酒と茶 B 理想の庭園 C 逃亡 D 安部真知宛書簡 第1信 E 計画は空し
ア 今、北スロバキアのタラタという山奥の町に来ています。日本語のできる朝鮮の詩人と一緒なので助かっています。連日エン会で(西洋人のエン会好きにはおどろきました)ふらふらになり、今日からやっと自由行動になったわけです。
イ 眞木新子は、満十七歳の誕生日に、父親の眞木圭介から、はじめて人生についての意見らしいものをきくにおよんだ。白髪に面高、鋭い眼と、力のはいった唇は、厳父の風丯を十分にそなえている。そして五人家族の大黒柱の資格満点の眞木圭介である。
ウ 世界の庭園にもいろんな様式があるけれども、私が自分の気質にいちばんぴったりするように思えるのは、スペイン風、もしくはイスラム風の庭園である。
エ 牢屋家事 文久十二年(一八二九年)三月二十一日の巳の刻(午前十時)に江戸神田佐久間町河岸から火が出た。 この朝一時間前にちょっとした地震があったが、ちょうど、出火の起こったころは、西北の風が土砂を吹き立てて、あたりが夜のように暗くなっていた。
オ 昔から「酒茶論」というのがあって、上戸、下戸両党が酒を採るべきか茶を採るべきかを論じて争うという趣向である。「酒茶論」そのものについては青木正兒氏の名著『酒中趣』に詳しいのでそちらに譲ることにするが、普通の人間にとってはどうせ答えは決まっていて、酒も茶もともに結構、といういい加減なところに落ち着くのは目に見えている。
作家名 1 澁澤龍彦 2 安部公房 3 倉橋由美子 4 久坂葉子 5 松本清張
作品名 A 酒と茶 B 理想の庭園 C 逃亡 D 安部真知宛書簡 第1信 E 計画は空し
ア 今、北スロバキアのタラタという山奥の町に来ています。日本語のできる朝鮮の詩人と一緒なので助かっています。連日エン会で(西洋人のエン会好きにはおどろきました)ふらふらになり、今日からやっと自由行動になったわけです。
イ 眞木新子は、満十七歳の誕生日に、父親の眞木圭介から、はじめて人生についての意見らしいものをきくにおよんだ。白髪に面高、鋭い眼と、力のはいった唇は、厳父の風丯を十分にそなえている。そして五人家族の大黒柱の資格満点の眞木圭介である。
ウ 世界の庭園にもいろんな様式があるけれども、私が自分の気質にいちばんぴったりするように思えるのは、スペイン風、もしくはイスラム風の庭園である。
エ 牢屋家事 文久十二年(一八二九年)三月二十一日の巳の刻(午前十時)に江戸神田佐久間町河岸から火が出た。 この朝一時間前にちょっとした地震があったが、ちょうど、出火の起こったころは、西北の風が土砂を吹き立てて、あたりが夜のように暗くなっていた。
オ 昔から「酒茶論」というのがあって、上戸、下戸両党が酒を採るべきか茶を採るべきかを論じて争うという趣向である。「酒茶論」そのものについては青木正兒氏の名著『酒中趣』に詳しいのでそちらに譲ることにするが、普通の人間にとってはどうせ答えは決まっていて、酒も茶もともに結構、といういい加減なところに落ち着くのは目に見えている。
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