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本編の「ネコと文学と猫ブンガク」のバックナンバー


by suziestefan

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本のまくら34

下記のア~オの小説、随筆の冒頭部分(まくら)と、作家、作品名を組み合わせて下さい。
作家名  1 三島由紀夫 2 野間宏 3 澁澤龍彦 4 寺田寅彦 5 松本清張
作品名  A 優雅なスペイン・優雅なゴヤ B 映画時代  C 果実のない森 D 鏡子の家 E 暗い絵

ア  一   草もなく木もなく実りもなく吹きすさぶ雪風が荒涼として吹き過ぎる。はるか高い丘の辺りは雲にかくれた黒い日に焦げ、暗く輝く地平線をつけた大地のところどころに黒い漏斗形の穴がぽつりぽつりと開いている。
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イ 不似合いな夫婦  1  梅木隆介は所沢街道を田無の方面に走っていた。この小型乗用車は、去年の暮のボーナスと今年の夏のとを半分ずつ合わせて頭金にし、あとは、月賦払いで手に入れた。ここ数週間、日曜日ごとに念願のドライブに乗りまわしている。

ウ  幼少のころ、高知の城下から東に五六里離れた親類の何かの餐宴に招かれ、泊りがけの訪問に出かけたことが幾度かある。饗宴の興を添えるために来客のだれかがいろいろの芸尽くしをやった中に、最もわれわれ子供らの興味を引いたものは、ある大工さんのおはこの影絵の踊りであった。

エ コンコルド広場からテュイルリ広場から庭園へはいって、すぐ右のほうへ坂道をのぼってゆくと、小高いテラスの上にオランジュリ美術館がある。私は去年の九月、この美術館でめずらしいゴヤ展が催されたとき、たまたまパリのホテルにいたので、知人に誘われて、オープニングの招待日に出かけて行った。

オ 第一部  第一章  みんな欠伸をしていた。これからどこへ行こう、と峻吉が言った。 「こんな真昼間から、どこへ行くところもないじゃないか」 「私たちは美容院で下ろして」と光子と民子は言った。彼女たちは要するに元気だった。 
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決定版 三島由紀夫全集〈29〉評論(4)

三島 由紀夫 / 新潮社


by suziestefan | 2016-09-17 17:16 | ほんのまくらクイズ