本編の「ネコと文学と猫ブンガク」のバックナンバー


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本のまくら35

 下記のア~オの小説、随筆の冒頭部分(まくら)と、作家、作品名を組み合わせて下さい。
作家名 1 久生十蘭  2 松本清張 3 野間宏 4 倉橋由美子 5 有吉佐和子
作品名  A 夕陽ヵ丘三号館 B わたしの心はパパのもの  C 蜘蛛 D 乳母将軍 E  顔の中の赤い月
ア  一  お福が竹千代の乳母になったのは二十六の齢であった。竹千代は徳川二代将軍秀忠の長子である。 家康は駿府城ではじめてお福を引見した時、「そちは亭主と何ゆえに別れたのじゃな?」と訊いた。
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イ  未亡人堀川倉子の顔のなかには、一種苦しげな表情があった。もちろん彼女の顔は、日本の女がときに持っている、あの幾らか冷やかな輪郭の線の中に柔らかい肉感をとじこめているというようないわゆる近づき難い高雅な美を形づくっている種類のものではなかったが、それは、また、その眼や鼻や口のどれか一つが全体の諧調を破ることによって魅惑をつくり出しているというような種類のものでもなかった。

ウ  手紙    まだ塗料の匂いが残っていたが、壁も扉もま新しくて、それが音子には何よりの喜びだった。大阪から着いた荷をほどくと、この間まで使っていた机や木箱が出てきて、それらは白い壁の前に並べるとまるで不似合いに古ぼけて見えた。

エ 一  深沢好蔵は、片瀬西方の暖かい陽の射込む広縁の籐椅子から脊を起した。  「……久振りに、会社へ顔を出してみるか……」  油雑巾で磨きあげられたモザイクの床と社長室の革張の椅子と大きな机を思ひ浮べた。

オ  ノートⅠ     四月十七日  いま、血を流してゐるところなのよ、パパ。なぜ、だれのために? パパのために、パパをあいしたためにです、もちろん。  パパ。ふつうなら、をぢさんつてよぶところでせうけれど、あなたにむかつてをぢさんはとてもいやで、それは、いかがはしい紳士と新宿のズベコーの組合せみたいだといふ以上の理由でいやですから、やつぱりパパとよばせてもらひます。

尚、「乳母将軍」は「大奥婦女記」より抜粋しました。
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暗い旅 (河出文庫)

倉橋 由美子 / 河出書房新社


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by suziestefan | 2016-09-17 17:25 | ほんのまくらクイズ